日本スポーツ協会は25日、東京都内で評議員会と理事会を開いて役員を改選し、遠藤利明会長(75)を再任した。2期目で、任期は2年。「スポーツの力を、国や地域の発展につなげていきたい」と抱負を語った。
山形県出身で衆院議員の遠藤氏は、五輪相や自民党総務会長などを歴任し、長くスポーツ行政に注力。日本スポ協会長の1期目では、国民スポーツ大会に関し、開催地の負担軽減などの改革を進めた。2期目も重要テーマとして挙げ「国民の皆さんが参加して楽しい、良かったと思える大会にしていく」と述べた。
副会長には、元バレーボール女子日本代表で日本スポーツ少年団本部長の益子直美氏(59)が留任。