25日午後1時10分ごろ、北海道の伊達市役所で、戦後80年に合わせて戦没者遺族からの寄贈品を整理していた職員が砲弾のようなもの2個を見つけ、伊達署に通報した。自衛隊が回収し、砲弾と確認した。爆発の危険性はないという。

 発見時、庁舎内では職員や来庁者に一時的に避難を呼びかけた。

 署によると、見つかったのはそれぞれ縦21センチ、直径8・5センチ、縦16センチ、直径2・5センチの円柱形の砲弾。戦没者の遺族会から過去に寄贈されて保管していた品を市役所内で確認していた際に見つかった。寄贈時期は不明という。