ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比106・59ドル安の4万2982・43ドルで取引を終えた。中東情勢の緊張緩和で投資家心理は改善した一方で、持ち高調整や利益確定の売り注文が優勢となった。

 イスラエルとイランの停戦合意を受けて中東情勢に対する警戒感が後退した。ただ前日までの3営業日で計900ドル以上値を上げた反動で、売りが出た。一方、半導体のエヌビディアは、生成人工知能(AI)への需要が拡大するとの見方から最高値を更新した。

 ナスダック総合指数は3日続伸し、61・02ポイント高の1万9973・55。