3万9000円を回復した日経平均株価を示すモニター=26日午前、東京・東新橋

 26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、取引時間中として2月19日以来、約4カ月ぶりに節目の3万9000円を回復した。前日終値からの上げ幅は一時400円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい半導体関連株が買われた。中東情勢への警戒が和らいだことも相場を支えた。

 午前終値は前日終値比407円78銭高の3万9349円85銭だった。東証株価指数(TOPIX)は7・76ポイント高の2790・00。

 米半導体大手エヌビディアの最高値更新を好感し、半導体検査装置のアドバンテストは上場来高値を付けて相場をけん引した。