名古屋地検が入る合同庁舎=名古屋市中区

 小中学校教員らが女子児童の性的画像を交流サイト(SNS)のグループに共有していた事件に絡み、名古屋地検は26日までに、メンバーの1人で名古屋市立小の教員水藤翔太被告(34)=同市中区=が、体液を勤務校の児童のリコーダーに付着させたり、給食に混入させたりしたなどとして、不同意わいせつや器物損壊などの罪で追起訴した。

 起訴状によると2023〜24年、児童2人のリコーダーに体液を付着させたほか、今年1月には給食の食器内に体液を混入させたなどとしている。

 被告は1月に名古屋市内の駅のホームで当時15歳の少女のリュックサックに体液をかけたとして、3月に器物損壊罪で起訴されていた。