「睡眠応援大使」に任命されたピカチュウ(左端)とカビゴン(右端)=26日、厚労省

 睡眠の重要性を啓発しようと、厚生労働省は26日、アニメやゲームで若者らに人気の「ポケットモンスター」のキャラクターを「睡眠応援大使」に任命した。若いうちから睡眠で十分な休養を取るよう習慣を改善してほしいとしている。

 ナイトキャップをかぶった「ピカチュウ」と「カビゴン」が福岡資麿厚労相を表敬訪問した。厚労省はスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンスリープ」で啓発に取り組む。

 2019年の調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は男性37・5%、女性40・6%。国は、小学生は9〜12時間、中高生は8〜10時間、成人は6時間以上を推奨している。