高速道路で相次ぐ逆走事故を受けて、滋賀県警高速隊と西日本高速道路の滋賀基地交通管理隊は26日、逆走車両を見つけた想定の訓練を滋賀県栗東市で実施した。駐車場を高速道路に見立てて、通報を受けて付近に急行したパトカーがサイレンや発炎筒で逆走車の周囲に危険を知らせ、一般車両を安全な場所に誘導した。
交通管理隊の斎竜也隊長は「逆走車両は追い越し車線を走行しているケースが多い。前から車が来たら直ちに路肩に止めて、安全を確保してほしい」と話した。
県警高速隊によると、滋賀県内では過去2年半で7件の逆走事故が起きている。