三原じゅん子こども政策担当相は26日、名古屋市立小の教員らが女子児童を盗撮しSNSのグループで共有していた事件について「言語道断で決して許されない」と非難し、対策の必要性を強調した。こども性暴力防止法の施行に向けた政府会合で述べた。
同法は2026年12月施行予定で、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を雇用主側が確認する「日本版DBS」が始まる。三原氏は「子どもへの性暴力は、生涯にわたる心理的外傷など心身に重大な影響を与える。絶対に防がなければならない」と述べた。
会合にはこども家庭庁や法務省、文部科学省などが出席した。