【北京、キーウ共同】ウクライナのメディアは27日、ロシア軍に参加し、ウクライナ軍が同国東部ドネツク州で拘束、捕虜にした中国人の男性が尋問に答える動画を公開した。男性は後方での仕事を希望したが前線に送られたとし「中国に帰り家族に会いたい」と語った。
男性によると、ロシア国内とウクライナ領内で約1週間ずつ軍事訓練を受けた。知らない間に携帯電話やパスポート、銀行カードを取り上げられ、前線へ派遣された。「水も食料もなくなり、投降した」「後悔している。私はだまされたと思う」と話し、ほかに中国人の負傷者が2人いたと説明した。
報道によると、男性は安徽省出身とされる。