比例代表でどの政党に投票するか

 共同通信社は28、29両日、参院選の有権者動向を探る全国電話世論調査(第1回トレンド調査)を実施した。参院選の結果、参院で与党が「過半数割れした方がいい」との回答が50・2%に上った。「過半数割れしない方がいい」は38・1%だった。比例代表の投票先は自民党が17・9%、立憲民主党9・8%、国民民主党6・4%、参政党5・8%となった。

 参院選は7月3日公示、20日投開票。選挙区の投票先は、与党系候補が19・9%、野党系候補が32・6%で、与党に厳しい情勢がうかがえる。ただ、投票先を「まだ決めていない」との回答が選挙区で46・3%、比例で40・3%あり、情勢は今後変化する可能性がある。

 参院選後、最も望ましい政権の枠組みは「自公政権に一部の野党が加わった政権」が30・7%、「政界再編による新たな枠組みの政権」が30・1%。「現在の自公政権」は17・1%、「野党による政権」は16・0%となった。

 回答は固定電話508人、携帯電話746人。