愛知県で高校を受験する中学生を対象とした「愛知全県模試」を運営する学悠出版(名古屋市)は2日までに、ウェブサイトのサーバーが外部から不正アクセスを受け、受験者など約32万件分の個人情報が流出した可能性があると明らかにした。模試受験者の氏名や性別、住所のほか、保護者の氏名やメールアドレスなどが含まれるという。
4月下旬に不正アクセスが確認された。個人情報の不正利用は確認されていないとしている。
同社は6月30日、ウェブサイトで公表した。「事態を重く受け止め、再発防止に徹底して取り組んでいく」としている。