総務省が、参院選(20日投開票)の期日前投票所で比例代表名簿の誤掲示などミスが相次いでいる現状を受け、都道府県選挙管理委員会宛てにミス防止の徹底を通知したことが8日分かった。通知文書では「ミスは選挙の信頼を揺るがすことにつながる」と指摘し、厳正な運用を求めた。7日付。
期日前投票が始まった4日、福岡県古賀市選管は比例代表の記載台に架空の候補者名や政党名が記載された名簿を掲示していたと発表した。山形県大江町では、比例代表の掲示用名簿に国民民主党の党名と候補者19人を一時載せていなかった。横浜市神奈川区ではテスト用名簿を誤って掲示していたことが判明した。