テレビ朝日は8日、6月に放送したニュースの戦後80年企画で広島への原爆投下として用いた映像が、長崎への原爆投下映像だったと明らかにした。スタッフの確認が不十分で取り違えたという。西新社長は定例記者会見で「あってはならないことで真摯に反省し、今後またミスが起きないようにしたい」と陳謝した。
同映像は6月28日の情報番組「ワイド!スクランブル サタデー」内のニュースコーナーで放送。その後、同局関係者らから「広島の映像ではないのでは」との指摘があり、翌日のニュースで「撮影場所が確認できていないものを広島への原爆投下の映像として使用した」と謝罪していた。