ルビオ米国務長官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは8日、何者かが人工知能(AI)を使ってルビオ国務長官を装い、州知事や議員、他国の外相ら少なくとも計5人にメッセージを送っていたと報じた。機密情報などにアクセスするのが狙いとみられる。国務省が調査を始めた。

 国務省のブルース報道官は8日の記者会見で、事案の発生を認め「サイバーセキュリティーを強化し、再発防止に務める」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。