【カイロ共同】ロイター通信は8日、イエメン西部ホデイダ沖の紅海で貨物船が沈没したと報じた。船はリベリア船籍で、6日に親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けていた。英国の海上警備会社幹部の話だとしている。フーシ派の攻撃で船が沈没するのは3隻目とみられる。
フーシ派は8日、この船が沈没する様子だとする動画を公開した。攻撃理由について、船の所有会社がイスラエルの港を利用したと主張している。乗組員は退避し、けが人はいなかった。
一方、ロイターはホデイダ沖で7日に襲撃された別の貨物船について、乗組員の死者が4人になったと伝えた。この貨物船を攻撃したのもフーシ派だとみられている。