今月下旬にジョージアで開催されるフェンシングの世界選手権にロシア軍の階級を持つ3人が中立選手として出場を認められたことに対し、ウクライナの競技連盟が法的措置を検討していることが8日、分かった。ロイター通信が報じた。

 世界選手権には当該選手を含め37人が、中立としてエントリーされた。ウクライナ側は国際フェンシング連盟に対し、国際オリンピック委員会(IOC)の中立基準を満たしていないと主張したが、回答が得られなかった。(共同)