【ワシントン共同】米CNNテレビは8日、トランプ大統領が就任前の昨年、献金者らとの私的な会合で、中国の習近平国家主席に台湾を侵攻すれば、北京を爆撃すると伝えたことがあると語っていたと報じた。CNNが音声を入手した。
1期目在任中の出来事を説明したものとみられるが、実際にこうした考えを伝達していたかどうかは不明。
会合でトランプ氏は、ロシアのプーチン大統領に対しても「ウクライナに侵攻したら、モスクワを爆撃する。それ以外の選択肢はない」と伝えたことがあると語った。
会合当時は大統領選の最中で、トランプ氏は共和党候補として返り咲きを目指していた。