【モスクワ、北京共同】ロシア外務省のザハロワ情報局長は9日、ラブロフ外相が11〜13日に北朝鮮を訪問すると発表した。外相レベルの第2回戦略対話が目的という。両国間では毎月のように高官が往来し、蜜月ぶりが際立っている。金正恩朝鮮労働党総書記の訪ロ計画やウクライナ侵攻を巡るロシアへの追加支援策についての協議が焦点となる。
5月には北朝鮮の秘密警察トップ、李昌大国家保衛相が訪ロ。6月にはショイグ安全保障会議書記とリュビモワ文化相が相次いで訪朝し、金氏と会談した。
朝鮮半島が日本の植民地支配から解放された8月15日や、朝鮮労働党創建80年の10月10日にもロシアから派遣される見通しだ。