滋賀県守山市教育委員会は９日、市立小の水泳の授業で屋外のプールサイドに座っていた６年児童の男女６２人が、尻に軽いやけどを負ったと発表した。当時のプールサイドの測定気温は３５・９度で、座っていた時間は長い児童で５分程度だった。市教委は「プールサイドの表面が高温になったのが原因と推定される」としている。

　市教委によると、授業は９日午前に行われた。終了後の着替えの際、一部児童が尻が赤くなっていることに気が付き発覚。病院での診察の結果、全員軽傷と診断されたという。授業では座らせる場所に水をまいたりマットを敷いたりしていたが、市教委は今後、散水の回数をさらに増やすなどの対策を取るとしている。