国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は9日(日本時間10日)、世界自然遺産に登録されている知床(北海道)や周辺で事業開発を行う場合、生態系など自然環境への影響を評価するよう日本政府に求める決議を採択した。知床で携帯電話の基地局を整備する事業(一部凍結)が計画されたことを踏まえた。決議に基づく取り組み状況を2027年12月1日までに報告することも政府に求めた。
基地局整備は、22年に起きた観光船沈没事故で知床での携帯電話のつながりにくさが課題となり、国や通信事業者が計画。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は9日(日本時間10日)、世界自然遺産に登録されている知床(北海道)や周辺で事業開発を行う場合、生態系など自然環境への影響を評価するよう日本政府に求める決議を採択した。知床で携帯電話の基地局を整備する事業(一部凍結)が計画されたことを踏まえた。決議に基づく取り組み状況を2027年12月1日までに報告することも政府に求めた。
基地局整備は、22年に起きた観光船沈没事故で知床での携帯電話のつながりにくさが課題となり、国や通信事業者が計画。