5月、和歌山県白浜町の白良浜が海開きし、一斉に海へ駆け込む海水浴客

 調査会社インテージ(東京)が10日発表した夏休みに関する調査によると、キャンプ・バーベキューやテーマパークといったレジャー予定の減少が目立った。6月から続く記録的な暑さにより、屋外で過ごすのを避けようとする人が増えたとみられる。担当者は「猛暑に加え、長引く物価高で財布のひもが固くなっている面もある」と話している。

 6月19〜23日に全国の15〜79歳の男女5千人を対象にインターネットで調べた。複数回答で最も多かったのは37・5%の「自宅で過ごす」で、昨年に比べ0・6ポイント増えた。キャンプ・バーベキューは1・4ポイント減の3・3%、テーマパークは1・1ポイント減の2・9%。