【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=149円03銭と4月上旬以来、約3カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。

 朝方発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りが意識された。米長期金利の上昇もドル買いを促した。

 午後5時現在は前日比1円15銭円安ドル高の1ドル=148円79〜89銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1595〜1605ドル、172円65〜75銭。