経済産業省が16日発表した14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より40銭安い173円20銭となった。値下がりは2週連続。イランとイスラエルの交戦に伴う中東情勢の緊張が一服し、原油相場がやや下落した影響が出た。
政府は1リットル当たり定額10円の補助に加え、6月26日以降は店頭価格が175円を超えないよう補助金を追加。7月17〜23日は、定額10円に追加分1円30銭を合わせた11円30銭を支給する。
14日時点の都道府県別価格は、上昇が14都県、横ばいが3府県、下落が30道府県だった。最安値は愛知県の166円30銭、最高値は鹿児島県の183円60銭。
軽油は前週調査より40銭安い153円40銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たりで2円下がり、2203円となった。