【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比229・71ドル高の4万4484・49ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標が堅調だったことで、トランプ米政権の関税政策を背景とした米経済の先行き警戒感が後退。買い注文が膨らんだ。

 米商務省が発表した6月の小売売上高は前月比0・6%増となり、米経済が底堅いとして、買いが入った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4日続伸し、155・16ポイント高の2万0885・65、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は33・66ポイント高の6297・36と、それぞれ最高値を更新した。