激戦の兵庫選挙区(改選数3)で当選を決めた無所属で元明石市長の泉房穂氏(61)は、神戸市内の事務所に集まった支援者を前に「国民に負担ばかり押し付ける政治を終わらせ、国民生活を支える。その政治をつくり上げるのが責任だ」と熱弁を振るった。
立憲民主党県連の推薦を受けた選挙戦では、地域重視の姿勢をアピール。暴言問題で市長を辞任した後もテレビ出演を通じた知名度は抜群で、自民党、公明党、日本維新の会の指定席だった選挙区の構図を崩した。
当選確実の一報は午後8時過ぎ。支援者と握手を交わした泉氏は取材に「大同団結を図り国民負担減を図る。有言実行。必ず減税はやる」とかれた声で誓った。