【キーウ共同】ドイツ国防省でウクライナ支援を担当する高官は19日、ロシアが将来、一晩に無人機2千機規模でウクライナを攻撃する可能性があるとの見解を示した。ロシアは無人機攻撃を激化させており、同高官は「対抗手段の構築が不可欠だ」と訴えた。ウクライナメディアが報じた。
ロシア軍は主力のイラン製無人機シャヘドの量産態勢を整えつつあり、「おとり」の無人機も含め1日最大170機を製造する。同高官は1機当たり2千〜4千ユーロ(約34万〜68万円)で迎撃可能な仕組みづくりが重要だとした。
ドイツの高官は中国が最近、無人機関連部品の輸出をロシアに限定し、ウクライナへの供給を停止したと指摘した。