鹿児島選挙区で初当選を決めた無所属の尾辻朋実氏は21日朝、報道陣の取材に応じ「第一歩を始めることができ、責任の重さを痛感する。期待に背くことがないようにしたい」と抱負を語った。
尾辻氏は、自民党重鎮、秀久氏の娘。自民での選考に漏れた後に立憲民主党から推薦を受け、野党系として自民元職らとの選挙戦を制した。
午前8時から鹿児島市内の事務所近くに支援者らと立ち「おはようございます」と声を張った。会釈をしながら通行人やバスの乗客らに手を振ると、「おめでとう」と祝福する人もいた。
同選挙区で自民が議席を確保できなかったのは初めて。尾辻氏は約30万票を得て圧勝した。