【サンパウロ共同】ブラジル最高裁は21日、クーデターを計画したとして起訴されたボルソナロ前大統領に対し、交流サイト(SNS)利用を全面的に禁止する措置を発表した。ボルソナロ氏はすでに行動監視のため足首に電子装置が装着され、夜間や週末の外出が禁じられている。司法当局が制限を強化した形だ。
同国メディアによると、直接的な投稿のほか、間接的な利用も認められず、21日にX(旧ツイッター)などで中継が予定されていた地元メディアとのインタビューが中止になった。インタビューの音声や動画などがSNSで公開された場合、ボルソナロ氏が拘束される可能性もあったという。