【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、自身の交流サイト(SNS)に「日本は数十億ドル相当の軍事装備品などを購入することに同意した」と投稿した。日本の防衛費との関連など詳細は明らかにしていない。
また、米ブルームバーグ通信は23日、日本が米ボーイングの航空機100機を購入することに合意したと報道。80億ドル(約1兆2千億円)分の米国の農産品などを購入することにも同意したという。
コメの購入は75%増やすとしている。日本政府は、既存のミニマムアクセス(最低輸入量)の枠内で、米国産のコメの輸入量を増やすと説明している。
一方、ベセント米財務長官は23日、ブルームバーグのインタビューで、日本に対する自動車関税を15%に引き下げた理由に関し「日本が革新的な資金調達の枠組みを提案したためだ」と説明。「米国内での大規模事業に、日本が出資や信用保証をする『パートナーシップ(連携)』の提案があった」と話し、こうした取り組みが奏功したと明かした。