岐阜県は、2024年度に県外から岐阜県へ移住した人の集計をまとめ、移住者は1731人となり、過去最多だった23年度から61人減った。集計を始めた10年度以降では過去3番目の多さで、高い水準を保った。県地域振興課の担当者は「コロナ禍以降、都市部よりも自然、テレワークの浸透、といった流れが続いている」と分析する。

 市町村別では、若者の地元就職の支援に取り組む高山市が前年度比25人増の287人で最多となり、2年連続で県内トップを維持した。移住奨励金を始めた下呂市は...