今年上半期(1〜6月)に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、昨年同期比40人増の154人だったことが24日、警察庁のまとめで分かった。150人を超えたのは、193人だった2013年以来。理由は盗撮やセクハラを含む「異性関係」の46人(9人増)が最多。「窃盗・詐欺・横領等」の36人(7人増)、「交通事故・違反」の25人(10人増)が続いた。業務上の処分は39人(16人増)だった。
鹿児島県警では、知人女性に捜査情報を漏らしたとして前捜査2課長が停職。不同意性交容疑でも書類送検され、いずれも不起訴となった。兵庫県警では勤務中にスマートフォンでゲームをして、8人が減給や戒告された。