第107回全国高校野球選手権岐阜大会は25日、岐阜市内で2次抽選会を行い、27日にぎふしん長良川球場で行われる準決勝の組み合わせが決まった。第1試合(午前8時45分開始)は中京―帝京大可児、第2試合(同11時25分開始予定)は県岐阜商―関商工に決まった。(左が一塁側)。
第1試合は大垣日大、岐阜第一を下した県内ナンバーワン右腕の帝京大可児・富田櫂成と低く強い打球の徹底で、好調の中京打線との対決が見物。登板イニングの少なかった中京2年生エース鈴木悠悟も万全でマウンドに立つ。中京は甲子園ベスト4になった2019年以来6年ぶり12度目、帝京大可児は準優勝した2022年以来2度目の決勝進出に挑む。
第2試合は好調県岐阜商打線に関商工投手陣がどう挑むかが注目。3試合先発の2年生左腕の小川輝也に加え、準々決勝で万全をアピールしたエース兜森健心を軸に迎え撃つ。関商工は機動力に加え、打力アップによる先制攻撃で波に乗るだけに県岐阜商の2年生エース柴田蒼亮の投球にも目が離せない。県岐阜商は昨年に続く56度目、関商工は2012年準優勝以来3度目の決勝進出を目指す。
決勝は28日午前9時から、同球場。