【ブリュッセル共同】オランダは29日までに、イスラエルの対パレスチナ強硬派の極右スモトリッチ財務相とベングビール国家治安相に対し、入国禁止措置の制裁を科すことを決めた。AP通信などが報じた。

 両閣僚はパレスチナ自治区ガザでの戦闘継続を主張し、ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植活動の推進者。オランダのフェルトカンプ外相は28日深夜に議員宛ての書状で、2閣僚が「ガザで民族浄化を指示している」などと制裁理由を説明した。