【シドニー共同】オーストラリアのアルバニージー首相は30日、16歳未満のソーシャルメディア利用を禁止する世界初の法律の適用対象に動画投稿サイト、ユーチューブを新たに加える方針を発表した。当初は「教育にも役立つ」として除外されていた。政権はユーチューブが暴力などの有害コンテンツを野放しにしているとして問題視し、方針を転換した。
法律は議会で可決され、昨年12月に成立。年内にも施行される。既に子どものインスタグラムやTikTok(ティックトック)、X(旧ツイッター)、フェイスブックなどの利用を禁止することが決まっている。