【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは29日、少女らへの性的虐待罪で起訴され、勾留中に自殺した富豪エプスタイン氏に関する世論調査結果を公表した。86%が捜査など全ての関連資料の公開を支持すると答えた。同氏を巡っては、少女買春の顧客リストがあり口封じのため殺害されたとする陰謀論が根強い。トランプ政権はリストの存在を否定している。
世論調査によると、資料公開を巡るトランプ大統領の対応について、58%が「支持しない」と回答。エプスタイン氏が政財界に幅広い人脈を築き、トランプ氏とも親交があったことが関心の高さに拍車をかけている。トランプ氏は、過熱する論争に終止符を打とうと苦慮している。