大阪・関西万博でセルビア、ドイツのパビリオン工事に携わった大阪市の建設会社「レゴ」が、費用の未払いがあるとして、フランス資本のイベント会社の日本法人「GLイベンツジャパン」に計約3億4千万円の支払いを求め、近く大阪地裁に提訴することが30日、分かった。
GLは「契約上の義務と法令を順守しており、事実に反し誤解を与える発言は容認できない。当社の立場を明らかにするためしかるべき対応を進めている」としている。
GLは複数の海外館の工事を担っており、他の業者も未払いを主張。このうちマルタ館の下請け業者は既に東京地裁に提訴している。