【ワシントン共同】米商務省が31日発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比で2・6%上昇した。伸び率は2カ月連続で拡大し、2・5%程度の上昇を見込んだ金融市場の予想を上回った。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は2・8%上がり、市場予想を上回った。

 食品が2・2%上がった一方、エネルギーは1・6%下がった。

 PCE物価指数は米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の判断基準として重視している。