静岡県伊東市議会の主要会派は4日、学歴詐称が指摘されている田久保真紀市長に対する不信任決議案を提出する方針を固めた。学歴問題に関する市議会の調査特別委員会(百条委員会)で結論が出た後、速やかに提出したい考え。月内に臨時議会を開くよう田久保氏に求めることも検討する。

 田久保氏は、市の広報誌などで「東洋大卒」と自身のプロフィルを紹介したが、実際には除籍されていた。

 市議会は先月7日、辞職勧告決議を全会一致で可決。田久保氏は近く辞職する意向を示していたが、同31日に撤回し、続投する考えを表明した。