【キーウ共同】ウクライナ保安庁は4日、ロシアが実効支配する南部クリミア半島のサキ航空基地を無人機で攻撃し、戦闘機5機に損害を与えたと主張した。うち戦闘機スホイ30SM1機を完全に破壊し、戦闘機用の兵器庫も攻撃したという。

 ウクライナ軍参謀本部は4日、ロシア南部クラスノダール地方ソチの空港にある燃料の貯蔵施設を3日に無人機で攻撃したと認めた。敷地内では激しい火災が発生した。ロシア軍の軍用機も駐機していたとしている。

 ウクライナメディアなどによると、東部ハルキウ州で4日、ロシア軍による無人機攻撃で2人が死亡した。ゼレンスキー大統領も同日、この地域を訪問していた。