山梨県大月市の山林を焼損したとして、県警は7日、森林法違反(森林失火)の疑いで、東京消防庁職員の男性(33)を書類送検した。切った枝を燃やそうとしたが「周囲の枯れ草に燃え移ってしまった」と容疑を認めている。火災は発生から8日後に鎮火した。
書類送検容疑は2月26日午後、管理する空き家の周辺で、切った枝を燃やそうとした際に注意を怠り、火が竹林などに燃え移って県などが所有する山林約107ヘクタールを焼損した疑い。
東京消防庁は「誠に遺憾で、捜査機関の動向を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしている。