ソフトバンクグループ(SBG)が7日発表した2025年4〜6月期連結決算は、純損益が4218億円の黒字(前年同期は1742億円の赤字)に転換した。傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じた投資事業が好調だった。4〜6月期で黒字になるのは4年ぶり。
東京都内で記者会見した後藤芳光最高財務責任者(CFO)は「人工知能(AI)関連の銘柄で少しずつ価値を増やし始めている」と話した。ファンドでは米オープンAIなどに投資している。
オープンAIなどと共同で出資したデータセンター事業の「スターゲート・プロジェクト」では、当初の想定よりも遅れが出ていると明かした。