【北京共同】中国・北京の日本大使館で9日、日中の小学生ら計約100人が参加する将棋大会が開かれた。小学校低学年の部から成人の部までの7部門で腕を競い合った。日本大使館によると、日本国外で行われる最大規模の将棋大会。
開会式で金杉憲治駐中国大使は「対局中は相手と会話できないが、盤上の駒を通じて言葉を超えた日中双方の交流が生み出されることを期待する」と話した。大会は対局のほか、青野照市九段らによる指導対局や解説が行われる。
大会は2016年から、新型コロナウイルス禍だった20〜21年を除き、毎年8月に開催されている。