九州での記録的大雨を巡り、福岡市の高島宗一郎市長が11日、自身の交流サイト(SNS)で、「川が氾濫した」というSNS上の投稿は「偽情報」と指摘し、数時間後に削除していたことが12日、分かった。実際は氾濫していたと判明したためで、市長は「私の情報が誤っており情けなく恥ずかしい限り。心よりおわび申し上げる」とSNSで謝罪した。
市によると、県内で線状降水帯が発生した10日、SNSに「香椎川氾濫!」などと注意を呼びかける動画付きの投稿があった。市は当初、川の氾濫を確認できておらず、市長は11日「大変迷惑。災害対応の妨げになる。虚偽情報動画はやめて」などと発信した。