【ニューヨーク共同】ボクシングの新統括団体ワールド・ボクシング(WB)は20日、9月の世界選手権(リバプール=英国)で女子部門に出場する選手に性別検査を義務化すると発表した。全ての選手の安全を確保し、公平な競技の場を提供することを目的にするとしている。

 WBは5月、昨夏のパリ五輪で性別を巡る論議の中で金メダルを獲得した女子のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)について、性別検査を受けるまで女子の試合への出場を認めないと発表していた。