第9回アフリカ開発会議(TICAD)で共同議長を務めたアンゴラのロウレンソ大統領は22日、アフリカに「日本企業を誘致して協力を強化し、互恵関係を追求したい」と意欲を示した。石破茂首相との共同記者会見で述べた。
ロウレンソ氏は、アフリカ経済圏は2兆8千億ドル(約416兆円)規模の域内総生産(GDP)を誇ると指摘。日本を「戦略的なパートナー」とし、会議で採択された「横浜宣言」に関し「アフリカと日本の新たなパートナーシップを意味する」と強調した。
会議の開催地となった横浜市の印象について「非常にホスピタリティーがあり美しい都市だ」と賛辞を贈った。(共同)