サン・フーコク・エアウェイズのスタッフら＝１０日、ベトナム南部フーコク島（同社提供・共同）
【ハノイ共同】ベトナムの不動産開発大手サングループが航空業界に参入する。新会社「サン・フーコク・エアウェイズ」を設立し、１１月に運航を始める。南部のリゾート地フーコク島と国内主要都市を結ぶ。将来は日本や韓国、中国などへの就航を目指す。２６日までにサングループが発表した。
フーコク島では２０２７年にアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）が開かれる予定だ。ベトナム政府は空港拡張などインフラ整備を進める方針で、サングループも準備を急ぐ。
１０日にエアバスＡ３２１の引き渡しを受けた。計８機を１１月以降に就航させる計画だ。航空券の販売は１０月に開始する。
