26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比35銭円安ドル高の1ドル=147円68〜70銭。ユーロは71銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円63〜67銭。

 早朝は、トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の理事を解任すると表明し、中央銀行の役割を担うFRBの独立性に対する懸念が高まってドル売り円買いが先行した。その後、理事が辞任しない意向を示したと伝わると、ドルを買い戻す動きが優勢となった。

 市場関係者は「トランプ氏によるFRBへのプレッシャーは今後も続くだろう」と指摘した。