【ベネチア共同】世界三大映画祭の一つ、第82回ベネチア国際映画祭が27日(日本時間28日未明)、イタリア北部で開幕した。最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門には、ギレルモ・デル・トロ監督の「フランケンシュタイン」など21作品が出品。日本作品は選ばれなかった。

 開幕上映は、パオロ・ソレンティーノ監督の「ラ・グラツィア」が飾った。コンペ部門の審査員長は、米国のアレクサンダー・ペイン監督。

 日本関連では、斬新な作品を集めたオリゾンティ部門に藤元明緒監督の「LOST LAND/ロストランド」、フランスを拠点とする畑明広監督の「GRAND CIEL」が選出された。