28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比59銭円高ドル安の1ドル=147円16〜18銭。ユーロは10銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円34〜38銭。

 午前は、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが優勢だったほか、月末で国内輸出企業による実需の円買いも入った。午後に入って日銀審議委員が「トランプ関税」の不確実性が低下したと発言したと伝わり、追加利上げの思惑も円高ドル安の基調を支えた。