一年の計は、元旦にあり。
年も改まって、まずもって身が引き締まるような、今年もがんばろうという気持ちになる、そんなことわざです。
「元日」ではなく「元旦」ですから、正しくは初日の出の瞬間を指すのでしょうか。
新しい年を迎えて、新たな決意で再び始まる、そんな清々しさを感じるものです。
このことわざは、中国の古典とされる『月令広義(げつれいこうぎ)』、歳時記や儀礼・しきたりなどが収録された書物ですが、そこで示されている「四計」、
一日の計は、晨(あした)にあり
一年の計は、春にあり
一生の計は、勤にあり
一家の計は、身にあり
が、由来なのだそうです。
「春」と「勤」はそのまま読みくだすとして、「晨」は朝、「身」は自身の行いを指すということだそうで、諸処の解説に、筆者流解釈を交えてみると、
一日の計画は、朝に立てなさい
一年の計画は、春(正月)に立てなさい
一生の計画には、勤勉さをもってあたりなさい
一家(家族、子孫)の計画は、自身の行いにかかっている
とこんなことになるでしょうか。
ともかくも、年も改まったこの春だからこそ、老いも若きも、先々のため、子々孫々のために「じぶん計画」を立て、目線を少し上にあげてみるのもよいのではないでしょうか。...









